株式会社新容工業所

めっきの語源

奈良の大仏

めっき?メッキ?鍍金?

みなさんはめっきをどう書きますか?
漢字でしょうか?カタカナでしょうか?

写真は奈良の大仏です。
西暦752年に開眼法要がされました。このときにはめっきは施されていなかったと言われています。
その後、大仏の青銅に金めっきが施されたのですが、その方法は金アマルガム法というものです。
水銀は常温で液体状態にある金属です。水銀に金を近づけると溶けるように金を吸い込み、金アマルガムとなります。
このことから、滅金(めっきん)と呼ばれ、めっきの語源になったと言われています。

そして、この金アマルガムを大仏に塗り、このことから塗る金と書いて、「ときん」。これがいつからか、現在使われる漢字の鍍金(ときん)(めっき)になったと言われています。
ただし、常用漢字ではないので一般的に用いられていません。

以上のことから、外来語ではないのでカタカナでもないのです。

JISでは、ひらがなで 『めっき』と表記されています。


めっきに従事する身としては、『めっき』を使ってもらえると非常にうれしく思います。




※当ホームページでは、検索に引っ掛かりやすくするために(効果のほどはわかりませんが)、意図的にひらがなの『めっき』とカタカナの『メッキ』を混在させています。申し訳ありません。

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